元国家公務員主婦の日記

5年間国家公務員をしていました。受験〜実際に働いてみて〜退職にいたるまで。公務員を目指す方の少しでもお役に立てれば嬉しいです。

そうだ、公務員になろう。

2016年夏、公務員試験のために必死で勉強していた。

このジメジメした季節になると毎年思い出す。


もともと、公務員になりたい、や、人のために働きたい、という強い志があったわけでは全くなかった。


高校時代から幾度となく進路面談をしたが、やりたい仕事や夢が特にあるわけではなく、ただ家族や友達と"普通"の生活を過ごせるだけのお金が稼げる仕事ならなんでもいいや〜という具合だった。


地方の自称進学校だったため熱心な先生や真面目な生徒も多かったため環境に流されて勉強は一生懸命やっていた。とりあえず親に金銭的な迷惑をあまりかけないように国公立大学を目指した。


無事、合格し平凡だか楽しい毎日を過ごした。


しかし、大学に行っても相変わらずやりたい仕事や夢なんて見つからない。


グータラする能力には定評があるため、できれば仕事なんてしたくないと思っていた。


しかし、時間は残酷にも流れ大学2年生が終わる頃、周りの友達の間で、公務員になるために予備校に通う準備を始める子がちらほらとあらわれはじめた。


え!こんなに前からそんなこと始めるの?!


と内心思いつつも周りにすぐ流されるわたしは公務員になるためにはもう準備をしないといけないんだ!と急に焦りを感じ始めた、、


公務員になろうなんて気持ちはなかったが、営業なんてできる性格でもないし、土日休みがいいし、せっかく大学に4年間通わせてもらったからにはちゃんとしたところに就職したいなぁ、、


そんな風に考え、気づいたらわたしも予備校の体験入学に申し込みをしていた。


-----つづく-------

次回、公務員予備校選びについて